ブックメーカーはいろんなスポーツの賭けが楽しめるということで、海外で人気の娯楽ですね。
日本でも徐々に広まっていて、楽しく遊んでいる人も増えているようです。
一方で、ブックメーカーについては、悪質な勧誘とかもあるみたいで、それが問題になっていたりするようです。
今回は、ブックメーカーの勧誘について解説していきます。
ブックメーカーの勧誘とは?
最近、投資とか副業とかは流行っていますよね。なかなか給料が上がらないということで、別の収入源がほしいということで、投資や副業に挑戦する人が増えています。
こういった収入を増やしたいという方に向けて、行われているのが、ブックメーカーの勧誘ですね。
ブックメーカーを利用すれば、投資のような感覚でかんたんに稼げると宣伝して、勧誘していたりします。
SNSなどと使って、言葉巧みに誘導していき、オンラインサロンやセミナー、高額な商材を購入させられるといったトラブルは実際に起きています。
ブックメーカーの勧誘の手口、内容とは?
ブックメーカーの勧誘の手口としては、「簡単に誰でも儲かる」というような趣旨で、勧誘していることが多いです。
セミナーを受けて、そのとおりにやれば、稼げるとか、高額な商材のとおりに賭ければ勝てるとか、コンサルを受ければ勝てるというような感じで宣伝して、高額な料金を支払うように請求してきます。
必ず、勝てる、儲かるのであれば、初期投資として、多少のお金は必要かなと思ってしまい、結局、勝てずに損してしまうというわけですね。
ブックメーカーはギャンブルなので、勝つのは難しく、誰でも勝てる必勝法というのは存在しません。
攻略法もありますが、有料で教えるという情報はほぼ詐欺だと思っていいと思います。
騙そうとしている方は、ブックメーカーの攻略の中身とかにはまったく力を入れておらず、とにかく、教材やセミナーなどでお金を支払わせることに全力を尽くしています。
言葉巧みに心理誘導して、稼げるという期待を抱かせて、高額な料金を支払わせるのにだけ注力しているので、その中身はスカスカだったりします。
再現性がまったくないものや、理論的に正しくても実際にはできないことなどが紹介されていたりもします。
具体的には、低オッズで転がすとか、アービトラージとか、マーチンゲール法など、無料のブログでも紹介されているようなものだったりするようです。
実際に、教材やセミナーの通りにやったとしても再現性がないので、勝つのが難しく、そのことを販売者に文句言ったとしても、適切に対応してくれません。
雲隠れされたり、「稼いでいる人はいるので、あなたが悪い」みたいなことを言われてしまい、泣き寝入りするしかない状況になったりします。
・自動ツールを利用することで儲かる
・絶対勝てる必勝法がある
・コンサルを受ければ勝てる
こういった勧誘はほぼ100%詐欺なので、無視するのが一番です。
ブックメーカーの勧誘はマルチ商法?
ブックメーカーを他の人にも勧めて、紹介料をもらうという手口もあるようです。
友人に紹介して、友人がブックメーカーをプレイして負けると、損失額の一部が、支払われるという仕組みになっています。
いわゆる「アフィリエイト」というもので、このアフィリエイト自体は違法ではないですが、確実に儲かるというような感じで勧誘すれば、詐欺だといえますし、トラブルになります。
マルチ商法に乗っかてしまうと、自分が加害者になり、周囲との人間関係が破壊されたり、社会的な信用を失ったりしますので、非常にリスクがあるといえます。
最近は、SNSを使ったマルチ商法とかけっこうあるようですし、引っかからないようにしたいですね。
必ず儲かるとか、絶対に勝てるツールがある、攻略法を教える、というような宣伝には乗っからないようにしましょう。
あとは、最近だとマッチングアプリとかインスタ経由で、知り合って、ある程度、仲良くなって、ブックメーカーを勧誘してくるということもあるようなので、この点も注意しておきたいですね。
こういう話がでたら、その人は、お金目的で、あなたに近づいている可能性が高いので、距離をとって、合わないほうがいいと思います。
こういう人は人を操作するための心理テクニックを駆使して、言葉巧みに、あなたの情報を引き出して、あなたの心に響くような言葉を使って誘導してくるので、話を聞かないのが一番です。
ブックメーカーの勧誘詐欺にあってしまった場合
実際に詐欺の被害にあってしまった場合には、消費者生活センターに相談してみましょう。
こういった勧誘詐欺はけっこう相談件数が増えているそうですし、適切にアドバイスなどをくれるはずです。
一人で抱えていて、対処しないと状況がどんどん悪くなってしまう可能性もありますので、早めに相談して、適切に対処していくようにしたいですね。
クーリングオフとかをできる場合もありますが、このクーリングオフもできる期間が決まっていますので、早めに相談していくというのが大事になると思います。
ブックメーカーを遊ぶことは違法?
ブックメーカーを利用することについては、日本では、違法でも合法でもないグレーと言われています。
まだ、法整備が追いついていないということもあり、違法とするのは難しいというのが現状です。
実際に日本でブックメーカーを利用している人は一定数いますが、逮捕された人はいません。
法律上、逮捕するのは現実的に難しい状況となっているので、現時点では、逮捕のリスクは低いと考えられています。
ブックメーカーの違法性については、別の記事でも解説していますので、そちらも参考にどうぞ→ブックメーカーの違法性について
ブックメーカーは実際に稼げる?
ブックメーカーはギャンブルであり、勝てる人もいれば、負ける人もいます。
勝つ人が多ければ、成り立たないので、負ける人が多いというのが現実ですね。
あまり考えずに、感情的にギャンブルをしていると必ずといっていいほど負けると思います。
メンタルを鍛えたり、自分なりの攻略法を見つけたり、自制心を発揮しないと、継続的に勝つのは難しいといえますね。
そういう意味でも誰でも勝てるという宣伝は、まったくの嘘だといえます。
大半の人が、負けるものなので、負ける可能性が高いと考えて、その上で、娯楽として楽しむか、負けないように自分なりにいろいろ工夫していくか、しかないのではないかなと思います。
ブックメーカーはペイアウト率が高いので、宝くじとか、パチンコとかよりは勝ちやすいですが、それでも、必ず勝てるものではないので、簡単に稼げると思わないほうがいいですね。
残念ながら、世の中、そんなに甘くないですね^^;
ブックメーカーの勧誘以外にも世の中にはいろんな詐欺があり、不景気になればさらにいろんな手法の詐欺が出てくると思いますので、気をつけるようにしたいですね。
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